kuruma-tounen-07-14

盗難車をうっかり買ってしまったらどうする?

車をいつも新車で購入している人は、工場の生産ラインから流れてきたばかりの車を手にすることになるわけですから、その車が盗難車である可能性はほぼありません。

しかし、あやしい中古車販売店やネットオークションなどから「安いから」との理由で買った車のなかには、もしかしたら盗難車が含まれているかも知れません。

車泥棒たちは、巧妙な仕掛けをして盗んだ車を市場に流しますので、一般の人がそれを盗難車であると見抜くのは困難です。

ひょっとしたら、いまあなたの乗っている車が盗難車かも知れないのです。

それでは、もしあなたの乗っている車が盗難車であると判明した場合、そのクルマは元の持ち主に返さなければならないのでしょうか?

また、あなたが中古車販売店に支払った車の代金はどうなるのでしょうか?

結論からいいますと、本の民法にもとづくと車を返す必要はありません

あなたが、その車が盗難車であることを知らずに購入した「善意の第三者」であれば、あなたに落ち度はまったくないわけですから、車を返却する必要はないとうことになります。

もし、元のオーナーがあなたに車の返却を求めてきたとしても、その元オーナーはあなたに購入代金に相当する金額を支払わないと、車を取り戻すことはできないのです。

車を盗まれた側にしてみれば何とも納得がいきませんが、日本の法律上はそうなっているのです。

盗まれた自分の車を弁償してもらう相手は、盗難車とは知らずに車を買わされてしまった第三者ではなく、車を盗んだ人ということになります。

しかし、そもそも誰に盗まれたかということが分からなければ、請求のしようもなく、多くの場合は泣き寝入りとなってしまいます。

また、車両保険などにより盗難車に対する補償を受けていた場合には、たとえ犯人が見つかったとしても、弁償を申し出ることは出来ません

いずれにしても、車が盗まれてそれが中古車市場に流れてしまった場合には、損をするのは盗まれた側であり、盗難車と知らずにその車を購入してしまった人は、車を返す必要もなく堂々と乗ることができるというのが日本の法律だということを覚えておきましょう。

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